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完全に文系の私が論理について説明することになるとは夢にも思ってませんでしたが、説明したのは文章を書くときに必要なロジックなので、一般的に解説されているロジカルシンキングとは少しだけ違います。信頼感と共感を読み手に感じてもらうために、どこまで論理を守るべきか、説明させていただきました。
そして、会場では11/15に上梓する初の著作となる先行販売を行ってもらえました!!
タイトルは『編集の文法でマスター 才能に頼らない文章術』です。
文章力は才能だという話をよく聞きますが、私自身はその俗説を信じていません。なぜならば、私がまったく文章を書けないところからスタートしたから。
思えば、私の正式な媒体における執筆スタートは、大学時代に毎日新聞で学生記者になった頃からです。当時、私の書いた原稿は、編集委員の方からほぼ跡形もなくなるほど赤を入れていただき、掲載となりました(中学高校でも新聞部でしたが、まったく通用しませんでした!)。
だからこそ言えます。才能ではなく、スキルなのです。
今回、書籍にまとめたのは、慶応SDMで学んだシステムエンジニアリングを使って形式化した、編集現場で暗黙知として守られている知見です。「編集の文法」としてチェックシートにまとめ、チェックシートの有効性についても検証し効果を得ることもできました。そのシートを使って、短期間で自身の文章力を上げるノウハウをまとめています。
願わくば、文章力を上げたい多くの人の役に立つことを。